やっぱりライブハウスが俺のホームだわ

札幌にあるペニーレーン24という小さなライブハウスに行ってきた。キャパは500人くらいらしいが、来ていたのは200人くらい。小さなライブハウス(と言ってもキャパ500は割と大きいよ)に来たのはコロナ以来初めてで、めちゃめちゃ久しぶりだった。

初め、dustboxの第一音目を聞いて思った。「あ、やっぱライブハウスじゃなきゃダメだわ」と。幕張メッセとかゼップで満足していてはいけなかった。もっと近くで爆音で音を鳴らしてもらわないとダメだった。2年ぶりの爆音に感動した。

dustboxはニューアコで、アコースティックバージョンを聴いていたが、迫力が全く違う。アコースティックも確かに良かったけど、ライブハウスの爆音には敵わない。

ゼップ札幌では、10-FEETやらSiMやらも聴いたが、ペニーレーンの爆音には敵わないなと思った。もちろんゼップだってライブハウスだし、彼らは一流のバンドである。「もしかしたら、dustboxが良かっただけかもしれんな?」と疑う気持ちもあった。

で、dustboxの後、本日の主役であるDizzy Sunfistの音を聴いた瞬間、疑いは晴れて確信に変わった。バンドたちの熱量も凄かったけど、やっぱりライブハウスという場所がここまでの衝撃を与えてくれるんだと。ライブハウスはコロナの支援の対象外になっていていろいろと大変だと思うが、そりゃ政治家たちはライブハウスに来たことがないし、コンサートホールとか、せいぜい大型ロックフェスくらいしか行ったことがないはずである。ライブハウスの爆音を聴いたことのある政治家が一人でもいれば、必ず声が上がったはずだ。

まあ、こんなことを言っても仕方がない。ライブハウスのキャパ制限も緩まったことだし、またペニーレーンには行くつもりである。どうか潰れないでほしいな。ドリンク代600円でいろはす一本しかくれないことに文句は言わないからさ。

ちなみに、今のライブハウスの感染対策事情を説明しておくと、整理番号順に入るのは変わらず。床にテープが貼ってあるから、その枠内に自由に立つ。基本的にはその枠内から出るのはNGで、モッシュは無し。声出しもNGでマスク必須って感じ。椅子は無いし指定席でもないってとこだけ注意すれば、ホールとかと変わらない状態でやってました。

ライブハウスだから、ルールを破ってモッシュしちゃう人とか、声出しちゃう人もいるんじゃないの?って思うかもしれないけど、そんな人はいませんでした。声は多少は出ちゃうけどね。笑い声とか。

そんな感じでライブハウスも頑張ってるし、モッシュができなくても十分楽しい場所だったんで、みんなも行ってみてよな!

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