音楽ファンにとっては、ライブのない一年はとても辛いものになるでしょう。そんな不安を一気に吹き飛ばしてくれる朗報があります!
2020年9月20日、21日に、群馬県水上市で、New Acoustic Campが開催されることになりました。
「え、こんな時期にやって大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、ニューアコ運営の方々はそれを今日まで吟味してきたんでしょう。制限がいろいろあっての開催になるそうですが、とにかく、音楽ファンにとっては嬉しい知らせですよね。
ニューアコとは?
ニューアコースティックキャンプ(ニューアコ)は、群馬県水上市で行われる、アコースティックとキャンプを融合したフェスです。アーティストはどんな人であれ、アコースティックをメインに行います。パンクロックアーティストの普段聴くことのできないアレンジが聴けるという楽しみがあります。
ニューアコを主催しているのは、OAUというバンドです。BRAHMANのメンバーがやっている、アコースティックバンドです。BRAHMANのメンバーが主催ということで、出演者も激しいバンドが多くなる傾向です。
そして、キャンプができるという点が、ニューアコの最も面白いところです。お客さんは車で会場に入り、テントを張って、バーベキューをしたりします。テントOKのフェスは他にもたくさんありますが、車をテント横に付けたり、会場内でバーベキューができるフェスは珍しいです。
なぜ開催してもOKなのか
今年は、ライブやフェスが軒並み中止になっていますが、なぜニューアコはOKなのでしょうか。
理由はいくつかあると思います。
- 野外+山奥だからソーシャルディスタンスが保たれる
- アコースティックだから、お客さんが近づきすぎない
- 食事を持参する人が多い
野外、アコースティック、宿泊の3点が揃わないと、開催できなかったはずです。これらを1つでも満たさなければ、感染予防ができないからです。
お客さんは、距離を保ち、自分たちの持ち物だけを使うことで、他者との距離をソーシャルディスタンスを呼べる程度には、広げることができるのです。
例年と違うところ
例年と違って制限されている点もあります。
- 全人数を2500人に絞る
- シャトルバスの運行がない
- ステージの縮小
アーティスト、スタッフ、観客を含めて2500人の動員に抑えるそうです。実際チケットが取れるのは多くて2000人程度です。チケットは抽選ですが、当たる確率はかなり低いと思われます。
去年であれば、駅からシャトルバスが出ていたり、都内から専用の電車が運行していたのですが、今年はないようです。なので、会場に向かう人は、車かバイクのみです。こちらも距離を保つためなので、仕方がないですね。
最後に、ステージの縮小です。お客さんが少ないのもありますし、アーティストも減らすはずなので、ステージは小さくなります。食事やスポンサーなどの出店はどうなるのでしょうか。
アーティストの発表はまだされていません。
8月21日現在、アーティストの発表はされていません。チケットは8月22日から発売されますが、アーティストの発表はいつになるのでしょうか。
ニューアコはライブだけでなく、雰囲気やキャンプなどのアクティビティを楽しむイベントでもあるので、アーティスト発表の前に申し込むのもいいかもしれません。
感染予防をしっかり行って、思いっきり楽しみましょう。