Artist Village

【音楽】ドリンク代は払わなければいけないのか

May 20, 2020

ライブハウスに行ったことのある人ならわかるかもしれませんが、

ライブハウスに入場する時に払う「ドリンク代」って面倒ですよね。

小銭を持っていなくて、わざわざ両替してもらうことになったり。

このドリンク代ってなぜ払わないといけないのでしょうか。

ドリンク代をなぜ払うのか。

それは、ライブハウスが飲食店だからです。

ライブハウスをライブ会場として営業しているところはほぼありません。

飲食店として出店して、そこで音楽を鳴らしているということですね。

なので、飲食代金を払う義務が発生します。

もし居酒屋やファミレスに行って、何も頼まないわけにはいかないのと同じです。

ドリンクチケットを使わない人もいて、そうすると何も飲食していないことになるのですが、

そこは見逃してくれているということですね。(あいまいだね〜)

ドリンク代をチケット代に含めることはできないのか

結論からいうと、可能です。

ただ、これをやると支払いシステムが複雑になるらしいです。

なぜ?チケ代に含めれば支払いが楽になるのに複雑になるの?

まず、チケット代はお客さんからアーティストに支払われるお金です。

そして、アーティストがライブハウスにお金を支払います。

ライブハウスのお金について整理します

なぜこういうシステムなのかというと、

仮に10人しかお客さんが集まらないアーティストがいたとして、ライブハウス側としてはチケットが10枚しか売れないアーティストを使っていては経営できませんよね。

なので、ライブハウスはアーティストに出演料を請求するのです。

そうすることで、ライブハウスは一定の料金が支払われるので経営としては問題ないわけです。

そうなると売れないアーティストはどうでしょう。

チケット10枚(合計30000円)しか稼げないのに出演料が50000円だとすると20000円はバイトなどをして自腹で支払う必要があります。

これはアーティスト側としては大変ですが、ライブハウスがルールを決める側なので、仕方ないことなのです。

では話を戻して

チケット代はお客さんからアーティストに渡ります。

では、ドリンク代はどうなるでしょうか。

ドリンク代はお客さんからライブハウスに直接渡ります。当然ですね。

こうしたお金の動きが違うので、チケット代にドリンク代を含めるのは難しいわけです。

例えば、デパートで洋服を選んで、そのまま地下にあるスーパーで食材を買って、

洋服と食材を同じレジで会計するようなものです。

チケ代とドリンク代はレジが違うということです。

実際当日券販売所とドリンク代を支払う場所は違いますもんね。

ここで鋭い人は気づいたかもしれません。

もし仮にチケ代にドリンク代を含めて売ったとします。

チケ代:2500円

ドリンク代:500円

合計:3000円

このチケットが20枚売れました。

そうすると内訳は、

チケ代:50000円

ドリンク代:10000円

合計:60000円

アーティスト側は出演料の50000円と、ドリンク代の10000円を支払えば問題ないですよね。

ここにもう一つ問題があります。

チケット代に対して、著作権料がかかります。

著作権料がチケット代の5%だとすると、

チケット代のみ:50000円

著作権料:2500円

チケ代+ドリンク代:60000円

著作権料:3000円

たった500円かもしれませんが、これだけ変わってきます。

著作権料がどれだけ取られるのかは調べていませんが、

やはり安く済む方が良いので、ドリンク代は別で取っているのでしょう。

ドリンク代を取らない会場は?

大きな会場やフェスになると、ドリンク代を取るところは少ないです。

その理由は、飲食店ではないからです。

フェスの会場はしっかりとイベント会場として提供しているので、ドリンク代を取る必要はありません。

最近流行りの◯◯フェスのような食べ物フェスでもドリンク代を取らないのは、飲食目的ではなくイベントとして行なっているからなんですね。


Written by Kenjiパンクロックやレゲエが好きです。

© 2020, Artist Village