ライブやフェスは貴族の楽しみなのか

田舎に引っ越すことを考えると、ライブハウスが近くに無いんだなあと思ってしまう。あったとしても、有名なバンドが頻繁に来るような場所ではない。田舎に住むということは、ライブから離れるということなのだ。

東京から札幌に引っ越して、札幌にもライブハウスがあって、割と頻繁にバンドがライブをしているから、ライブに困ることはない。それでも音楽フェスなどのイベントは少なく、東京にいきたくなることもたまにある。

音楽を聴くのはどこでもいつでもできるようになったけど、ライブやフェスは、より都会に住んでいる人の娯楽なんだと気づいてしまった。

ライブハウスはアンダーグラウンドな感じがあって、恵まれていない人や貧乏な人がストレスを発散する場所、のようなイメージがある。しかし、田舎に住む恵まれない人たちはライブハウスに行くことすらできず、ライブは、都会に住む貴族の道楽になっているのだ。

ライブ以外の趣味、例えばサウナとか温泉とかキャンプとか釣り、ドライブなんかは田舎の方が楽しめたりする。音楽はこういったアウトドア系の趣味ではなく、舞台とか歌舞伎みたいな、アートに近い趣味なのだ。

もし田舎に住むことになれば、ライブやフェスとの距離が広がってしまうことをライブキッズたちには理解してもらいたい。僕自身もライブキッズの端くれとして、いつかは田舎に住み、ライブから足をあらゆる日が来るんだなあとしみじみと感じている。

5月に札幌でKITAKAZEフェスがあるので、主催のNOISEMAKERを曲を載せて。

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