バンドをやるなら何の楽器にすべきか|おすすめの楽器4選+3

バンドを目指しているみなさん。

何の楽器がやりたいですか。

バンドをやるにあたって、楽器ごとにどんな特徴があるのか考えてみました。

 

目次

楽器(パート)ごとの特徴

パートごとの特徴を考えてみます。

主にバンド編成で使われる楽器を対象とします。

 

ボーカル

まずはボーカル。バンドの主役であり、一番目立つ存在

だからこそバンドの責任を背負う必要もあります。

バンドのボーカルは知ってるけど他のメンバーの名前は知らないと言う人も多いのではないでしょうか。

 

ボーカルをやるには、歌の上手さだけでなく、MCをするトーク力やメンバーを引っ張っていくリーダーシップも必要です。

たまにMCは全部ギターがやったり、ドラムがリーダー的ポジションのバンドもありますが、

基本はボーカルは先頭に立つポジションです!

替えがきかない責任重大のポジションですが、人気が出てくるとソロ活動できたり、他のバンドとコラボできたりと幅広く活動できるパートです。

 

おすすめの楽器を紹介するということですが、どの楽器も向いていない、手先が不器用だと思う人は歌を練習したり、歌詞を書いてみることでボーカルというパートになることができます。

 

ギター

メロディを作るギターはバンドの個性を決める重要なパートです。

ギターのリフが頭に残ったり、このメロディを聞けば何の曲かわかる!

というのもギターが一番多いと思います。

気軽に始められる楽器でもあるので、初心者が最初に手に取る楽器でもあります。

ギターパートには大きく分けて2つのポジションがあります。

 

1つはリードギター

曲のメロディを弾くパートで、サビのメロディの軸になったり、曲の感想部分でギターソロで魅せることもできます。

早弾きが求められることが多いため難易度は高いかもしれませんが、エレキギターなら憧れるパートでもあるでしょう。

 

2つ目はリズムギター

曲のリズムを決めるポジションで、基本的にはコードに沿って弾きます。

リードギターほどの派手さはありませんが、難易度が高くないことから初心者でも挫折しない、歌いながら弾くことができるなどのメリットもあります。

2つのポジションの選び方としては、まずはリズムギターとしてコード弾きをやってみて、慣れてきたらリードギターへ転向する、もしくはこれ以上のスキルアップは難しいと思ったらボーカルやアコースティックギターなどへの転身を考えるというステップを踏むのが良いでしょう。

 

ベース

ベースの役割は主にライブで生きてきます。

CDで音楽を聴いていても、ベースの音が聞こえないと言う人、いませんか?

はい、私です。

ずっとベースの存在価値がわからなかったです。(ベース担当の人、すみません。。)

しかし、初めてライブに行った時にベースの重要さを知りました。

体の芯まで音がずっしりと届くようになるんですね。

ライブに行ったことのない人はぜひ体感してみてください。

 

ライブになかなか行けないと言う人は、良いヘッドホンを買って音楽を聴いてみてください。

電車の中で聴いている音楽と同じとは思えないほど、ずっしりと響いてくると思います。

ベースは目立たないけれど、わかる人にはわかるパートで、その魅力はたっぷりあると思います。

ベースを始める理由としては、単純な憧れで良いと思います。

 

弾き姿がかっこいいとか、低音が好きとか、目立たないクールな感じがかっこいいとかどんな理由でも良いですが、自分がベースやりたいと思ったら始めるべきです!

 

ドラム

CDが売れなくなって、ライブシーンが盛り上がっている昨今ですが、確実にドラムの価値が上がっています

なぜなら、ドラムはリズムを打つものであり、ライブでどれだけ盛り上がるかはリズムにかかっているといっても過言ではないからです。

ドラムは激しく叩けば客は暴れまわるし、逆にゆったりと叩けば客はしんみりと曲を聴きます。

ステージでは後方に位置することが多いドラムですが、非常に重要なポジションです。

 

1つ難点なのが、練習スペースを確保するのが難しいということです。

機材が大きいので、家で練習できる人は少ないと思います。

 

ドラムを始めたい人は、スタジオに行って叩くか、電子ドラムを買いましょう。

ドラムへの参入障壁が高いということは、それだけ欲しがる人材も多いわけで、ドラムできるけど仲間が見つからないということが少ないパートでもあります。

あと、ドラムは体全体を使う楽器なので、マッチョになりがちです。

せっかくバンドをやるなら見た目もかっこよくなりたい!という人はドラムに向いているかもしれません。

 

最近多くなってきたバンドのパート

バンドと言えば、ボーカル、ギター、ベース、ドラムが基本形態でしたが、

最近は様々な楽器でバンドを組んでいます。

いくつか紹介します。

 

キーボード(シンセ)

キーボードは若いガールズバンドだとほとんどいるのではないでしょうか。

ピアノのような和音を奏でる役割もありますが、主にメロディを作ることが多いです。

さらにミックス(曲の雰囲気を変えたりすること)もできるので、音の幅が広がります。

ギターだけだとメロディが足りない時や、ベースの他に土台となる音が欲しい時も使えます。

バンドの足りないところを調和する何でも屋さんのようなパートです。

 

バンドのキーボードはピアノが弾けない人でも弾くことができますので、やりたい人は買いに行きましょう。

シンセサイザーを極めると、ダンスミュージックやヒップヒップのような音楽も作ることができます。

そのままDJとして活躍したり、いろんな音楽にマッチする楽器なので、バンド活動だけに囚われたくないひとにはおすすめです!

 

サックス

スカバンドが好きなので、個人的にはバンドに入れたいパートですね。

メロディを強調する役割をもっています。

スカバンドに使われるイメージが強いかと思いますが、サックスを取り入れたバンドも増えていますし、

何より吹いている姿がかっこいいです。

 

難点としては、土台の音にするには軽すぎるので、

メロディが少ないバラード等のコード進行主体の曲には向いていないこともあります。

曲によっては出番が少なかったり、サックスの音を入れようとするとどの曲も似通ってしまう可能性もあります。

 

サックスがギターやベースの代わりになるのは難しいので、自ずとメンバーの数も増えてしまいます。(スカパラとか8人くらいいますよ)

学生時代に吹奏楽部でサックスを吹いていたという人はすぐに活躍できると思うので、経験がある人はスカバンドを作っても良いかもしれません!

 

DJ

DJもキーボードと同じく、ミックスができます

キーボードと違うのは、鍵盤がないのでメロディを作り出すことができない(打ち込みをすればできるがあまりやらない)ことです。

DJといえば、クラブとかで曲と曲を繋ぐ役割を担いますが、バンドではスクラッチの音を入れたり、打ち込みでリズムを作ったりします。

 

DJをバンドに取り入れるのは難しいです。なぜならDJだけで全てできてしまうからです。

ギターもベースもDJが持ってるPCの中に音があるので、それを打ち込めば鳴らすことができてしまいます。

ただ、ギターの生音の感じを出すのは難しいです。

 

私も打ち込みで作曲をしていますが、ベースを持っていないので、ベースの打ち込みに苦労しています。

DJはあくまでも各パートの補助的な役割(スクラッチを除く)であり、やはり生音を出せる楽器が良いです。

 

まとめ

どの楽器も個性があって、全部の楽器をやってみたくなってしまいます。

楽器を選ぶポイントはかっこいいと思えるかどうか、だと思います。

 

友達がやっていない楽器にしようとか、楽なやつにしようとか自分の本心で決めた楽器でないと、後々やっぱりあっちにしておけばよかった、と後悔しかねません。

誰でもどの楽器でも最初は弾けないし、練習すれば必ず弾けるようになります。

良い楽器と巡り会えることを祈っています。

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